ジスロマック

[YD]よのって、誰?

いや、正体はバレバレなんだけどね(笑)

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2013.06.09 Sunday

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    2011.03.18 Friday

    昔は堅苦しく考えていた #jishin

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      先日、ちょっと中途半端に「今みたいな時期だからこそ日常を取り戻すことが大事」というようなエントリを書いた。
      だけど、昔はボクも、「何かしなければ」という焦りの様なものを感じていることが多かった。

      そもそもそれを大きく考えるようになったのは阪神・淡路大震災の頃。

      ボランティア… | よのって、誰?
      http://yonosan.jugem.cc/?eid=57

      この頃はまだ、「見ている事しか出来なかった」震災の辛さが忘れられず、また、その時の衝撃が強烈な印象として残っていたせいもあり、力が抜けきっていなかった。
      この時、友人に言われた「形は関係ない」という無言の教えから、少しずつものの考え方を変え始めた。恐らくまだ考えている最中で、結論は出ていない。

      が、いくつか教えられた事がある。


      現地で活動する災害派遣ボランティアには、丁度良いバランスというものがある、あるいはそういうバランスが必要…という事は、阪神・淡路大震災の教訓や、その後発生した数多くの災害への対処経験から多くの人が知ることになったし、ボク自身も知らされる事が多かった。
      適切な人数、求められる配置先、必要とされる技能に応じ、適切な人材配分が行われる必要がある。そのための高度なマネジメントを要求されるが、災害の現場で活動するボランティアだったりもする。
      ボランティアスタッフももちろん食事、水、拠点のインフラなどを必要とする。
      それはインフラが途絶え、すべてのモノが窮乏する被災地にとっては、苦痛でしかない。
      逆に、被災地の人々を苦しめる結果さえもたらす。
      一匹狼や明確なミッションのない集団がボランティアとして勝手に乗り込むことはかえって迷惑…という事は多くの人がもう知っていることだろう。
      その無秩序は交通渋滞や貴重な燃料の消費を通じて、被災地への物資輸送にもダメージをもたらす結果になる。

      更に、災害への当座の手当てが済み、本格的な復興…つまり「住」の部分の環境整備が始まった時に必要なものは、義援金でもボランティアの補助でもなく、国や自治体を経由して行われる復興事業だと言うこと。
      言い換えれば、被災した分だけ落ち込む税収を、残された人間がどれだけカバーし、「国」を維持していくのかが大切なのだ、という事。

      もうひとつ。
      ボク達が「踊らされない」という事。
      Twitter、ブログ、電話会社の災害掲示板…NHKの安否情報やテレビ各局のニュース以外にも、生の情報が飛び交い、今まで以上に伝達速度が早くなっている。
      そのパワーというものを今回の震災ではボクも実感しているし、それはそれは物凄い世の中になったものだ…と感嘆もする。
      自分が情報を受け取るだけではない、誰でも「出し手」になれる。その事で、今まではマスで報道されなかった些細なことでも伝わるし、それが大事な力になる。
      が、当然ながらデマも多数飛び交っている。あるいは、情報が過剰に伝わりすぎて逆に情報の「出し手」の負担になった病院のケースなども存在する。
      過剰な情報に踊らされず、冷静に真偽を見極め、必要な対処をする…実はとても難しいことなんだれど、情報の量とスピードが増えている以上、そのスキルが嫌でも必要になってくる。

      更にもうひとつ。
      適度なガス抜きが必要だ、という事。
      これは、二つ目の話と密接に繋がっている。
      どこかで災害が発生すると、ともすると「過剰」とも言える萎縮ムードになってしまう事がある。
      特に今回の震災の様に、本州の3分の1近くが甚大な被害を受け、必要とされているものが電気も含め大きい以上、出来る限り送れるもの、渡せるものを届けるというのは、最優先課題だ。
      が、その事でこちらも萎縮してしまっては、それこそ「復興」の妨げになってしまう。

      震災の日から数えて4日目の14日、横須賀の中心部で「頑張っている」小さな居酒屋を数件見つけた。
      こういう時期には営業している居酒屋を見て「不謹慎」と口にする人も多い。
      が、交通が混乱し、陸の孤島になっていた当日の三浦半島で、遠路徒歩で帰宅した人にとっては、もしかするとそれは「恵みの1杯」だったかもしれない。
      「不要不急」をあまりに過剰にやり過ぎると、無事だったはずの人間まで疲弊していく。
      地域によっては、とりあえず大丈夫でも、上記の混乱や続く余震でわずかに神経をすり減らし続けていたりする。
      だからこそ、「休息」と「娯楽」を過剰に制限してしまえば、どんどん「疲弊する」人間が増えてしまう。
      何だかAC(公共広告機構)が、連日のCMのおかげで叩かれているらしい。中には「民放が自粛しているCM枠を買い漁る悪徳企業」なんていう盛大な勘違いをした抗議も届いているようだけれども、その「この緊急時にCMを流している場合か」という不満と、「ACのCMばかりで飽きた」という論調が両方共ACに流れ込んでいる…という話を聞いたりすると、情けないと思うと同時に、極端な制限は逆効果をもたらす場合もあるのだ。
      震災後の早い段階からわずかな時間でもバラエティ番組や子供向けアニメを流すよう「努めている」某在京キー局があったって良いではないか…と思えるくらいの心の余裕が必要。

      他にもまだいろいろまとまりきらないものが心の中には渦巻いているが、あえて「日常を取り戻す事が必要」と思うようになる理由としては十分だろうと思う。
      肩に力を入れすぎていると、あっという間に疲れきって何も出来なくなってしまう。

      ボクは、それが嫌だ。
      少なくとも、今はそう思えるようになった。

      災害派遣もボランティアも大事だ。が、足手まといになるようなボランティアならしない方がよほど被災地に貢献する。
      逆に、どこかで必要とされる場面があるかもしれない。直接的なものか、間接的なものかはわからないけれど。

      だから、今はとりあえず普通の生活を大事にする。
      経済を滞らせないという社会的な使命を全うする。

      その中で例えば、少しずつでも募金が出来るならして行けばよいし、もし自分が人として必要されていて、出て行ける状況になれば、現地に赴けば良いと思う。


      阪神・淡路大震災の時の事は昔別エントリで書いた
      そのには冒頭でも触れているが、その時「ありえない光景」を目の当たりにした。
      その後複数回にわたる新潟、三陸、北海道などの地震を、辛い思いで眺めつつ、人的被害が抑えられた事を僅かな幸いと思い、日本は強い国だと驚嘆した。

      今回、阪神・淡路大震災とは比べ物にならないくらいの「ありえなさ」を目の当たりにした。
      地震による直接的な被害もさることながら、あれだけの津波があらゆるものを飲み込んでいく様は、阪神・淡路大震災やアメリカの同時多発テロと同じか、それ以上の「怖さ」を感じたのは事実だ。

      だからこそ、少しでも「明るく」ならなければと思う。

      復興が軌道に乗ったら、ぜひ「遊びに」行きたい、そう思う。
      観光が長期的な復興の要になる…というのは、阪神・淡路大震災から得られた貴重な教訓だろう。
      観光客がもたらす収入が被災地を活性化し、経済的な復興の原動力になる。

      今回それが当てはまるかどうかはまだわからない。
      が、1年後、2年後…いや、その先であっても、「観光収入が復興の要」と言われるだけの復興をして欲しいと思うし、今みんなで支えてゆけば、そこまで復興できると信じている。

      今回の被災地域だけでも、魅力的な観光資源が数多く存在する。
      ボクは2年前に基地モニターという仕事を仰せつかったとき、松島航空基地に研修で行った際仙台を訪れた事と、就学旅行と個人的な旅行で札幌・函館あたりを経験したことがあるだけだが、そのわずかな経験だけでも、魅力的だった。
      ニュースで流れているとおり、松島航空基地は、たまたま九州新幹線の全通記念行事に合わせて芦屋基地に展開していたブルーインパルス本隊を除いて(予備機1機を含め)すべて津波に飲まれてしまったし、苫小牧があれだけの被害を受けている。
      今はもちろん復興が最優先だけれど、復興が進んだらもう一度…といわず何度でも訪れてみたいし、他にも行ってみたい所は沢山ある。

      普段あまり「頑張る」という言葉を口にしないのだけれど、息切れしないよう「頑張」り続けたいと思う。それが、被災地の復興につながると信じて。

      2013.06.09 Sunday

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