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いや、正体はバレバレなんだけどね(笑)
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役に立つかどうかはわからないけど…
LISMOの記事をアップして以降、「PCからLISMO Portを使った転送が出来ない」というトラブルを抱えて訪問してくれる人が多い。
LISMOのサービス開始当初、まだ「au Music Port」が現役だった頃は今よりよほどトラブルが多かった記憶があるけれど、「LISMO Port」に移行してだいぶ接続周りのトラブルが減ったと思っていたら、IS03ではまたそういう「接続系」トラブルが増えているように思える。
なので、ボクの(過去の経験で役に立ちそうなものも踏まえて)気がついた範囲で、LISMOを使う上での注意事項をいくつか。
※利用開始前に
まずIS03側で、一度「LISMO」を起動しておくこと。
購入直後にメニューに表示されている「LISMO」アイコンは、一種のインストーラーアプリであり、初回起動時にダウンロード→インストールが行われる。
思えば不思議な仕様ではあるけれども、パソコンに接続する前に一度「LISMO」を起動し、インストールを済ませておく。
ついでに、インストール後に起動して(こだわる必要はないのかもしれないけれど、個人的にはここでIS03を再起動しておくと気持ちが良い(笑))、「LISMO Player」画面までたどり着いておくとより安心。
(記憶がおぼろだけど、確かGracenoteサービスの初期設定画面とかが出てきた気がする(汗))
☆Gracenote
CDデータベースを保有・提供している会社。
曲によってはCD情報を自動で取得・表示してくれる。
詳しくはこちら
Gracenote - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Gracenote
※USBドライバのダウンロード
「LISMO Port」をインストールしていない場合はもちろん先にインストールを済ませておく。
で、IS03を接続する前にシャープのホームページからIS03用のUSBドライバをダウンロード。
携帯電話|au|サポート:シャープ ケータイ daSH
http://k-tai.sharp.co.jp/support/a/is03/download/usb/
このUSBドライバのインストールが済んでからIS03を接続し、IS03側の転送モードを「高速転送モード」にする。
※LISMO Portのバージョン
IS03にはLISMO Portバージョン4.2が必要。
古いバージョンのままであれば、先にこちらをアップデートしておく必要があります。
☆間違えて先につないでしまった場合
USBドライバをインストールしないで「高速転送モード」のIS03を接続してしまった場合、うまく接続できない場合あり。
大概「新しいデバイスが見つかりました」の後ドライバを要求される画面で「キャンセル」を押していればなんとかなるのだけれど、わからないまま先に進んでしまった場合、正しいドライバが読み込まれないままパソコン側にデバイスとして認識されてしまっていたりします。
デバイスドライバをインストールした後、IS03を「高速転送モード」で接続してもうまく認識しない場合、「高速転送モード」でIS03を接続したまま、パソコン側で「デバイスマネージャ」を開いてみてください。
失敗するケースの場合、かなりの確率でここに「!不明なデバイス」とか「!その他のデバイス」などといった、名前のついていないデバイスがいるはず。
厳密には「抜いた状態」と「高速転送モードで接続した状態」のそれぞれを見比べて、どれが「間違って認識されたIS03なのか」を確認した上で…というのが理想なんだけれど、その「間違って認識されたIS03」である不明なデバイスを右クリックして一度削除。
で、改めてIS03を高速転送モードで接続すれば、無事高速転送モードでのIS03が認識されるはず。
(ちなみに、不明なデバイスを削除した後、一度抜いて挿し直せばそれで済むはずで、パソコンを再起動する必要は恐らくほぼないのだけれど…やっぱり再起動してから接続したほうが個人的に気持ちいい…古い人間なもので(笑))
ドライバのセットアップ中にエラーが発生するようなら、一度コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」や「プログラムのアンインストール」からIS03のドライバを一度削除し、インストールしなおすなど、更に原因を探る必要があるかも。
※LISMO関連のサービス
デバイスマネージャに晴れてIS03が表示される状態が確認出来れば、LISMO Port起動時→IS03を高速転送モードで接続で「新しい携帯電話が接続され…」的なメッセージが出てきて、デバイス名の確認とパスワードの設定画面が表示されるはず。
ただ、タスクキル系のアプリを利用してLISMOをキルしたり、一部システムまで踏み込んでタスク終了が出来てしまうアプリを利用している場合、LISMOに関するサービスを終了してしまっていると、PC側に認識できません。
LISMO関係で起動しているサービスはふたつ。
・PVMtpServiceStart
・PVWmdrmService
もし心当たりがあるなら、タスク管理系のアプリでそう言うサービスを殺していないかを確認、そこまでわからないようであれば、タスクキルアプリを無効にしてIS03を再起動してからもう一度接続してみるとよいでしょう。
(もっとも、中でタスクキル系のアプリがどのような動作をしているかがよくわからないようであれば、そういうアプリは使用しないほうが良いかも)
※それでも認識できない場合
もしかすると一部のウィルスチェックソフトは通信を遮断する悪さをするかも。
多分「Windowsファイアウォール」はそういう悪さをしないし、LISMOの通信を遮断するソフトはそう多くはなさそうだけれど、一応疑ってみても良さそう。
※IS03「LISMO Player」の対応形式
IS03の「LISMO Player」は、標準で「MP3」「PCM」「MIDI」「Ogg」の4形式のファイルを再生可能。これらの形式でLISMO Portに取り込んであるファイルは、そのままの形式でIS03に転送される模様。
(残念ながらうちのファイルがほぼWMVだったため、確認取れてないです(汗))
それ以外の形式のファイルは、強制的にHE-AAC(拡張子は.kdr)に変換されます。
ビットレートはパソコン側「X-アプリ for LISMO」の「ツール」→「X-アプリ for LISMO設定」→「ケータイ転送」の「転送設定...」で変更可能。
転送されたデータはSDカードの「LISMO/ef/E_op」フォルダ内にあるはず。ただし、見てもどれがどの曲だかはわかりません(笑)。このファイル、あくまでLISMO Player専用。他のプレイヤーでは使えません。
逆に、(LISMOの対応待ちの間に)他のプレイヤーで再生する前提で、SDカードに直接転送してあった音楽ファイルについても、LISMOの再生可能形式であれば、自動的に楽曲一覧に反映されているはず。
IS03標準の「ギャラリー」と同様、SDカード内の「.(ドット)」で始まるフォルダ以外のすべての場所にある再生可能形式を自動でスキャンしているらしい。
ボクはこれがとても気持ち悪いのだけれど、こればかりは設定を変えられない模様。
「Ringdroid」とかで作った着信音用のデータとかも一覧に表示されてしまうけど、これは諦めるしかなさそう。
※LISMO Playerの起動時間
転送した曲数が多くなると、起動にかかる時間が異様に長くなる…のはしょうがないのかも。
ちなみに、楽曲データベースを自前で持っていて、それの照合・更新作業を起動時に行っていると思われるので、頻繁に曲を入れ替えるのでもなければ、曲を入れ替えた直後の起動より時間は短くなる…はず。
※アルバムアートについて
ジャケット写真とか、アルバム情報については、どんな楽曲形式であれ、パソコン側で「X-アプリ」を使ってしっかり編集しておいたほうが良さそう。
他のソフトで編集したつもりのデータを、LISMOを中継点として転送するだけ…というケースだと、結構アルバムアートが反映されなくてイライラしたりすることが多い。
それに、ちゃんと他のソフトではアルバムアートが反映されるような(SDカードに直接転送した)楽曲のアルバムアート取得に失敗したりすることも多々。
中の構造までよくわからないからはっきりした確証はないけれど、.kdr形式に変換するときに一個ずつアルバムアートを織り込んで行っているのではないか…と思うくらい。
ともあれ、LISMOで楽曲を一元管理する方針であれば、パソコン上でのアルバム情報のメンテナンスはしっかり行って置くと後々幸せ。
※おまけ
LISMO Playerの設定項目の中に「音質設定」があり、「OFF」「ポップ」「ロック」「ジャズ」「ダンス」「クラシック」の6つから設定を選べるようになっているけれど、他の音楽プレーヤー等が起動している状態でLISMOを重ねて起動すると、LISMOの音質設定通りの音に、今流れている音が変わります(笑)。
バッテリーの消耗も激しそうだし、多重起動して動作が重くなるのも嬉しくないので実際はやらない(笑)けれど、バックグラウンドでLISMO Playerを「起動」だけしておき(曲は再生しない)、他のプレイヤーで曲を再生すると、たとえそのプレイヤーにイコライザ機能が付いていなくても音を変えて楽しむことは、一応出来ます(笑)。
その他、気がついた事があれば今後もエントリ予定。
ただ…。
結局LISMOを使わなくなってしまったので、何かに気がつくことは少ないかも。
楽曲の一元管理自体は便利なんだけどなぁ…。
エラーを防ぐコツがわかり、助かりました。
ありがとうございます。